社会保険労務士試験は毎年5万人以上が受験する人気資格だ。ここ数年の合格率がおおむね7.0%台で推移していることから分かるように簡単な試験ではない。
社会保険労務士とは
労働関連法令や社会保障法令に基づく書類等の作成代行等を行い、また企業を経営して行く上での労務管理や社会保険に関する相談・指導を行う者。ヒトの採用から退職までの労働・社会保険に関する諸問題、さらに年金の相談に応じる、ヒトに関するエキスパート。
社会保険労務士の仕事
50種類以上にのぼる労働・社会保険諸法令に基づいて、行政機関に提出する提出書類や申請書等を依頼者に代わって作成する事務および提出代行または事務代理をはじめ、備え付け帳簿、書類等の作成などの仕事を行う。
社会保険労務士の具体的な仕事は、主に3つに分けられている。
上記3つの中で、1号業務と2号業務は、社会保険労務士にのみ許された独占業務。
気になる合格率
冒頭でも述べたように、ここ数年では合格率5~7%。昨年にいたっては5.4%。10人に1人受かるかどうか。
合格率が伸び悩む中で、合格者が増えているのが、大原の社会保険労務士講座。2011~2013年度で、約70~100人ほど増えてきているので、今年度の合格人数も気になるところ。
難関試験ではあるが、地道に勉強すれば十分に合格のチャンスはあるはず!