この間、大学時代の友人とお花見兼飲み会をした。
やはり友人とドンチャン騒ぐと学生の頃に戻ったような気持ちになる。
しかし、時間は残酷にも止まることなくどんどん過ぎていくので、俺たちも卒業してからシワのひとつやふたつくらいは増えたわけだ。変わらないけど、見えない部分でそれぞれ変わっていたりする。
友人の中には「俺っ、今月で会社辞めるわー」というやつも。
おうおう、何しようってんだ?と思ったら、そいつは卒業してから仕事しながら地道に公務員試験の勉強をしていたらしい。しかし仕事と両立が厳しいので辞めてバイトしながら1、2年頑張るそうな。実はその話は初耳だったので、みんな見えないところで自分の道をどんどん歩いているんだなと感じた。
そこで、焦りが出てくるわけだ。
「俺はこのままでいいのか?」 と・・・。
周りが何かし始めると、本当に焦る。
社会人になってから、学生の頃は毎日会っていた友人ともお互いの都合もあってか、定期的にしか合わなくなり、合わない間の変化に驚くことや焦りを感じることが多くなってきた。
資格の勉強をする友人もだいぶ増えてきた。資格は持っていると転職にも有利だしな。しかし、資格をとるには時間もお金も必要。どれが自分に必要な資格を見極めてから挑まなければどうしようもない。
そんな中見つけた記事がこれだ。
資格ってのは、資格マニアみたいに取れればオーケーって人以外は、せっかくとった資格なら活かせなければ勿体無いわけだ。
今の自分がどんな資格を持つことがより人生を豊かにし、その資格によってどのようにこの先歩んでいくのかをシミュレーションすることが大切である。この記事の作者は、フリーランスで仕事をしているので、就職に有利な経験や資格を得るのではなく、開業や経営に役立つものが必要であること。そして、誰でも取れる資格は、独立した際に競合相手も多くなり大変だと考え、ある程度、難易度が高く、時間をかけて勉強しなければいけないものを検討した結果行政書士に辿り着いたようだ。
この考え方を読んで、行政書士良いかもと一瞬思ってしまったなど・・・。
http://www.o-hara.ac.jp/best/gyousei/
(人がやっているものに惹かれるというアレだ・・・)
「資格を持っていれば転職に有利」ということは、確実に言えることではなく、要は資格を取得しても活かせるか活かせないかは、本人の考え方や強い思いが一番大切なことなのではと思った。
ついつい周りがどんどん変わっていき、立ち止まってしまっている自分に焦ってしまうものだが、しっかり自分と向き合って、自分のペースで決めていくのが一番なのかもしれない。